フィリピンでは、何を知っているかよりも、誰を知っているかの方が重要な場合があります。仕事や就職先を見つけるのに役立つ情報源はたくさんあります。
すでに国内で持っている人脈を最大限に活用したり、地元の新聞を検索したり、インターネットの求人サイトをフル活用すると、よいでしょう。この記事では、自分のしたい仕事を見つけるために役立つ情報やアドバイスをまとめています。
インターネット求人サイト
フィリピンの求人サイトには、履歴書をアップロードしたり、興味のある求人に直接応募することができたりするものがたくさんあります。これらのサイトはほとんどが英語で書かれています。今回は、その中でも特に人気のあるサイトをご紹介します。
求人情報サイト キャリアリンクフィリピン
フィリピンでは新興の人材紹介会社となるものの、2006年にベトナムで創業し東南アジアにおいて10年以上も運営している求人情報サイトです。他の求人情報サイトは英語でのみ書かれているものの、こちらの求人情報サイトは、日系人材紹介会社が母体となっていることから、英語だけでなく日本語で求人情報が記載されています。
trabaho.com
登録やプロフィールを作成は無料でできます。また、登録しなくても求人情報を検索することができます。広告、IT、教職など多くの分野の求人が載っています。サイトは少し複雑で、検索ツールはあまり使い勝手が良くないですが、求人情報は豊富に掲載されています。このサイトでは、仕事探しのコツ、面接のヒントをなどについての記事がたくさん掲載されていて、とても役に立ちます。
ベストジョブズ
求職者は履歴書をアップロードすることができ、何千もの求人情報をオンラインで検索できます。フィリピンの大手企業を検索することもできます。検索エンジンも充実しており、業種や地域別に仕事を探すことができます。
ジョブストリート
数千件の求人情報が掲載されています。登録して自分に合った求人情報をメールで受け取ることもできますし、サイトから直接応募することもできます。
新聞などの求人広告
フィリピンに来たら、求人広告を見れば、求人市場について、今、需要のある職業、一般的な給料などについて簡単に情報が得られます。フィリピンで人気のある新聞には、求人情報が掲載されています。ホテルやカフェ、バーなどでは、ほとんどの場合、無料で読める新聞を置いています。最も人気のあるものは以下の通りです有名誌は「Manila Bulletin」、「Philippine Daily Enquirer」、「The Daily Tribune」、「The Manila Times」などです。また、これらの新聞のウェブサイトをチェックして、印刷版には掲載されていない求人を探してみるのも良いでしょう。多くはないものの、日本人向けのフリーペーパーにも求人情報が掲載されていることがあります。
個人的な連絡先と就職フェア
フィリピンでの仕事は、仕事先の知り合いや家族、友人などを介して得られることが多いです。このことを念頭に置いて、フィリピンに到着する前に事前にそういった相手とコンタクトを取ることをお勧めします。また、海外移住者向けのオンラインフォーラムに参加して、人脈を作るのも良いでしょう。もう一つの方法は、フィリピン全土で開催されている様々な就職フェアやイベント、日本人同士の親睦会に参加することです。参加費は通常無料ですが飲食代などの費用がかかることがああります。幅広い雇用者の情報を得ながら人脈を作ることができます。