東南アジア転職恋物語

転職に恋をした乙女のブログ

タイは、外国人が住むには最適の場所です。世界でも人気のある場所の1つです。その理由はたくさんあります。 まずは物価が大変安いこと、そして年間を通して温暖な気候に恵まれ、格安でレベルの高い充実した医療を受けることができるなど、快適で便利な現代的な生活を営むことができるからです。

世界を隅々まで探せば、特別な場所というがあるものです。ここ、タイは、本当にエキゾチックな場所です。オレンジ色のローブを着た修道士が夜明けに施しを求めて集まる様子はここでしか見られません。欧米での快適なライフスタイルもいいですが、ここではゆったりとした時間の流れの中で生活でき、毎日頭痛で悩まされることもなく、余分な費用がかからずに最低限の生活費で暮らしていけます。

タイでは、おいしいタイ料理を食べたり、映画館で欧米の映画を楽しんだり、ビーチで週末を過ごしたりできます。 またタイの人々は世界で最も友好的な人達だと言われています。タイに移住してきたパメラ・マニングは次のように述べています。「タイに住んでいなかったら、こんなに外出することはなかったと思います。ここでは、毎日どこかに出かけています。ゴルフ、他の移住者友達とランチ、地元のイベントなどを楽しんでいます。ここでは、本当に生き生きとした生活ができています。」

そして、タイはとても美しい国です。ターコイズブルーの海と白砂のビーチ、ギザギザの石灰岩の崖、海に囲まれた島々、山の中のジャングなど美しい景色ばかりです。そういった自然の中で、色々なアクティビティが楽しめます。家賃を含む月額約2,000ドルほどの予算があれば、大人二人ほどならタイのどこの地域でも生活できます。

古代の寺院、黄金の仏像、カラフルな市場など…毎日のアジアでの生活に最初はびっくりすることもあるでしょう。しかし、そういった生活にもすぐに慣れてきます。ここでの生活がいかに快適かは住み始めればすぐに分かります。海外から移住してきた人が、タイでの生活にこんなに早く馴染めるなんて思っていなかったと、驚きを隠せない様子で話しをするのをよく耳にします。 ここは昔ながらの伝統とカラフルな現代の文化が組み合わさった国です。まるで自分のふるさとのように、ゆったりと過ごしながら、タイの様々な文化を体験できる場所です。

移住するのに完璧な場所を見つけるのに役立つタイで人気のあるエリアを今回はご紹介します。また平和で、あまり人が少なくて、ゆったりとした「 電力や水を自給するオフグリット」な生活ができるエリアもご紹介します。

チェンマイ

山々の美しい景色とスローライフ

バンコクから飛行機で1時間。タイ北部のふもとの近くに位置するチェンマイは、温暖な気候で過ごしやすく、文化的な生活を求める人たちに人気の場所です。

タイ北部、またはラーンナー地域の文化の中心地であるチェンマイには、700年以上にわたる長い歴史を誇る仏教寺院がたくさんあります。この長い歴史に対する人々の崇拝と美しい山々の景観がこの地域独特の雰囲気を醸し出しています。中心地にはまだ堀が残っていて、かつては壁に囲まれたこの都市の過去を彷彿とさせてくれます。

涼しいと時には平均気温は25度くらいで、チェンマイはこのタイでも気候のよい地域です。また物価もタイで一番安く、現代的で便利で快適な生活ができます。美味しい食事も食べられますし、新作の映画が上映される映画館、モール、手頃な価格で、しっかり医療体制の整ったJCI認定病院もあります。

チェンマイでの休暇が大好きなダリル・ジョーンズ氏は、7年前に退職した後、チェンマイに移住してきました。彼は、「私の健康保険はメディケア(高齢者および障害者向け公的医療保険制度であり、連邦政府が管轄している社会保障プログラム)ですが、実際にはあまり使っていません。その代わり国際的な医療保険に加入しているので、それを使っています。そちらで、入院費用を賄っています。外来患者の医療費は比較的安いので、たいてい、外来で診療を受けた場合には保険を使いません。

私はレストランなどで、世界各地から来た人々と会話するのが大好きです。ここは色々な人と会話が楽しめるアットホームな雰囲気があります。ニューヨークのバッファローでは考えられません。 緑豊かな植物がたくさんあってトロピカルな雰囲気も大好きです。チェンマイにどこもこんな感じ雰囲気です。小さなオアシスのような感じですね。」と話してくれました。

他の近代的な中心地と同様に、チェンマイにも課題があります。暑い季節には、現地の農民たちが新しい作物のために焼き畑を行い、これが大気に影響を与えます。焼き畑を減らすための対策は取られていますが、この期間中に旅行に来る人もいます。多くの外国人が市の中心近くに住んでおり、一人暮らしの人は月にわずか$ 1,100ほどで快適に生活しているということです。このエリアのワンルームマンションの家賃は一月約400ドルからで、22,000ドルほどで購入可能です。

サムイ島

熱帯の島のオアシス

海外の理想的なビーチと言えば、多くの外国人はサムイ島の名前を挙げるでしょう。サムイ島には、ヤシの木が並ぶビーチ、青い海、一年中温暖な気候、物価の低さが非常に魅力的な場所です。

バンコクのタイの首都からわずか1時間半のフライトのこの人気スポットは、どんな人にとっても最高の場所です。静かな海辺でのんびりと過ごしたり、街でのナイトライフを楽しんだり、どんな人も楽しめます。医療制度もしっかりと整っています。一般的な医師の診察費用はわずか20ドルほどで、日光浴だけじゃなく、ヨガやピラティス、サルサダンスなどの教室もあり、そんな教室に参加すれば忙しい毎日を過ごすことができます。

外国人は海、砂、太陽を求めてサムイ島にやって来きます。生活費のあまりかからない、ゆったりとしたライフスタイルは最高です。「ハワイに似ていますが、ただハワイよりも楽に生活できます」とカリフォルニア州出身のサム・ロジャース氏は言います。またこちらに移住してきた他の外国人も「現実逃避ができますね…静かなビーチでサーフィンを楽しんだり美しいサンセットを見たり…またはジップラインをしたり、自分のヨットをチャーターしたり、ありとあらゆるエンターテイメントが体験できますよ 」と話してくれました。

63,000人以上の人が住んでいるサムイ島は、「ココナッツ島」と呼ばれています。その理由はココナッツが島の経済の中心だからです。毎月約200万のココナッツがバンコクとタイ本土に輸出されており、それらのほとんどは特別に訓練されたサルが選果しています。200万個のココナッツというと、ものすごい量だと思う方もいるかもしれませんが、ココナッツはタイ料理に欠かせないココナッツオイルとココナッツクリームにも使われていて、タイ人には欠かせない作物なのです。

そして、サムイ島の物価はとても安いので、素晴らしい現地の料理も楽しめます。「インターナショナルリビング」誌のミシェル・スティーブンソン氏は次のように述べています。「サムイ島の生活には全てが揃っています。美しいビーチ、素晴らしい料理。特にシーフードは私が今まで食べた中で一番新鮮です。何よりも生活費もとても安いのが嬉しいです。夫と私はサムイ島に2か月間住んでいました。定期的に2.28ドルほどのカクテルや、1.63ドルのおいしい料理を楽しんでいました。家賃も、ここでは半額です。自分達が宿泊した施設には、プール、テニスコート、ジム、レストランがありました。コーヒーショップ、ショッピングモール、その他すべてのアメリカにあるような便利な施設など、必要なものはすべてここにあります。将来的には間違いなくサムイ島に戻ってきたいと思っています。ここは物価の安い楽園です」

バンコク

現代的で財布に優しいエリア

タイの首都、チャオプラヤ川のほとりに位置する旧中国貿易港は、昔から外国人に人気のエリアです。ベトナム戦争に参戦するアメリカ軍の軍人たちが休暇を過ごす場所として歴史上その地位を獲得したバンコクは、高層ビル、高級ホテル、世界クラスの公共交通機関を備えた近代的で国際的な都市として栄えました。今日でも、外国人がインターナショナルな雰囲気を求めてここに集まります。便利で、物価の安い場所です。

2ドル未満で、アジアで最高の屋台でラーメンを食べることができます。また150ドル以上くらいで、市内で最も高級な5つ星レストランでの食事も楽しめます。街にあるパブで生演奏を楽しんだり、人気のある屋上バーから美しい地平線を眺めたりしてみてください。 首都にも、多数の市場、北米スタイルのモール、ブティックなどがあり、この地域で最高のショッピングエリアとなっています。

またここでは、特にヨーロッパ系の人たちが非常にたくさん生活しているため、テニス、語学学校、演劇などさまざまな趣味のソーシャルクラブがたくさんあり、アクティビティには事欠きません。実際、バレエ、ミュージカル、現代アーティストなどの国際ツアーが開催されており、世界的な文化の中心地となっています。バンコクには、国内屈指の医者がおり、私立病院もたくさんあります。高レベルの医療を格安で受けられるため、医療面も安心で、外国人からの評価も高いです。60ドル未満で専門医の診療が受けられます。

バンコク住む多くの外国人たちは、東南アジア最大の都市にすぐに移動できる公共交通機関がある都市の中心部に住みます。主な大通りであるスクンビット通りは、「スカイトレイン」と地下鉄に近接しているため、大変人気です。ここには、プロの仕立て屋が大勢集まっていて、最高のコンドミニアム、レストラン、ナイトスポット、モールがたくさんあります。

市内中心部から30kmも離れていないようなバンナやノンタブリーなどの郊外を好む人もいます。

「青い空をよく見ます」と、ノンタブリーの川沿いのコンドミニアムで夫のロブと15年間暮らしていたキム・マクグレイルさんは言います。 「遠くにバンコクが見えます。ベトナムとカンボジアに1時間半以内で移動できるところが気に入っています」と話してくれました。バンコクに近いところ、また地域にもすぐに行けるというところが、タイを第二の故郷として選んだもう1つの理由だそうです。

国の土地と家の購入を制限するタイの法律のため、マンションが人気です。 ラマ3世にある、およそ104m²で、モダンなベッドルームが2部屋ある家具付きコンドミニアムが月731ドルで借りられます。チャオプラヤ川の見事な景色も一望えきる素敵な場所です。もっと大きなコンドミニアムをお探しの方であれば、インターナショナルスクールの近くにある物件もおすすめです。220m²の広さで、ベッドルームが3部屋、バスルームが3つあるコンドミニアムが1か月984ドルで借りることができます。

ホアヒン

リラックスできるシーサイドリゾート

バンコクの南にあるこのかつて静かな漁村は、タイの王室が海岸に夏宮を建てた1920年代に初めてシーサイドリゾートとして誕生しました。そのあとすぐに、タイの首都のエリートたちもそれに続き、この地域の広い砂浜に別荘を建て始めました。今日では、バンコクから車で2時間半のホアヒンは、外国人たちの間で、活気のある海辺の町として人気を博しています。

町には素晴らしいナイトマーケットがあり、格安のバッグやタイの手工芸品を購入できます。ショッピングを済ませたら、その日に獲れた新鮮な魚を見つけるために、シーフードの屋台に立ち寄ります。もしくは、数ブロックほど東に行けば、埠頭にレストランがあるので、新鮮なシーフードを使った料理を楽しめたりもします。現地のビーチの風景を見たい方は、ウォータースポーツやフライングカイトなどのビーチアクティビティもおすすめです。

10年以上にわたり、ホアヒンでは、ビーチで毎年恒例のジャズフェスティバルを開催してきました。国内外から素晴らしいミュージシャンが集まり、素晴らしい演奏を披露してくれます。また近年、地元のワイナリーが設立され、ワインのテイスティングもできます。(そうです…タイでは現在ワインを作っていますが、味も悪くありません)

ホアヒンの小さな町の素敵な雰囲気は外国人からの評価も高く、バンコクに近接しており、爽やかな潮風とリーズナブルな生活費が魅力的で、ここで生活する外国人も多くいます。

タイの他の多くの地域と同様に、高度な医療が格安で受けられることも魅力の一つです。ほとんどの外国人は、首都にある有名な病院のサテライトセンターである病院を含む地域の私立病院を利用しています。

ジョン・カー氏は現在バンコクに住んでいますが、可能な限り12年前に購入したコンドミニアムで過ごすようにしています。北へ24キロにあるホアヒンとチャアムの中ほどにそのコンドミニアムはあります。「ここで過ごせばリラックスできるんです。ビーチは素晴らしく、とても静かです。」とジョンは言います。彼は、この地域が長年にわたって成長し、以前と雰囲気が変わってきたと感じています。彼は、「ホアヒンはやることがたくさんあし、のんびりした街です」と話してくれました。

家賃や食費を含め、一月約1,100ドルの予算で生活が可能です。それに加え、最高のビーチの景色。これに勝るものはありません。

プーケット

すべてが兼ね備わったビーチでのライフスタイル

飛行機でプーケットを訪れたら、この美しさを思う存分、素直に受け止めてください…輝く、ターコイズブルーの海とジャングルがある山々、荒々しい岩肌、そして白い砂浜。 タイ最大の島は多くの外国人の楽園です。

ここはタイ最大の島です。思い思いに、自分だけの冒険を楽しんでみてください。

「アンダマン海の真珠」と呼ばれるこの島の周囲の水は暖かく、澄み切っており、いつも強い風が吹いています。乾季の日中の平均気温は25度くらいです。

プーケットでは、好みに応じて、のんびりしたライフスタイルを堪能したり、居酒屋で飲み歩いたりなど、あらゆる生活が楽しめます。例えば、静かなナイトンビーチで泳いだり、リラックスしながらランチを楽しんだり、バーが並ぶパトンエリアでお酒を呑んだり、夜遅くまで音楽や、キャバレーショーを楽しんだりもできます。また、タイで2番目に利用人数の多い国際空港からは、バンコクを経由せずに、あらゆる地域へのフライトが出ています。

しかし、多くの外国人にとって最大の魅力は、快適で便利なライフスタイルです。プーケットでは、南部最高級のシーフードや、寿司、イタリア料理、インド料理まで、さまざまな食事をレストランで楽しめます。 輸入食料品、ファッション、家具の専門店、ゴルフコースなどもたくさんあります。外国人移住グループは新しいメンバーも随時募集中です。このグループでは、サイクリングやセーリングなどあらゆるイベントを開催しています。また一流の医療を低価格で受けられるのも魅力です。

ファレル夫妻がこの地域に魅せられたのもここの生活の質が良かったからです。もともとカナダ出身の二人は、長年にわたってよくタイに旅行に来ていました。そして、2010年に退職し、プーケットで生活することにしました。 「人生の大半をカナダの寒さで過ごし、人生の後半は暖かい地域に住めるなんて本当に素晴らしいと思います。ビーチを歩いたり、食事を楽しんだり、ここでの生活にとても満足しています」と夫のポールさんは言います。夫婦はよく外食しますが、「非常に手頃な価格でおいしい」と話しています。

今では、2004年の津波の影響の痕跡はほとんど残っていません。この津波でプーケットやタイの西海岸の他の地域にも被害が出ました。現在、リゾートも元の通りに営業していています。津波の後、建物を改修したり、アップグレードしたりする施設も多くありました。 あの悲劇以来、この地域では津波警報システムが確立され、安全性が向上しています。

プーケットに住む外国人は、さまざまな町や村に住んでいます。 パトン地域は、歓楽街とも言われていますが、そういった場所は、ある限られたエリアだけです。プーケットには、シャロンやナイハーン/ラワイ地域など、非常に素晴らしい「家族向け」の場所もあります。

またここのエリアは予算に関係なく、あらゆる人が楽しめる場所です。二人暮らしの人では、1か月に約2,200ドルで生活ができるそうです。マリーナから徒歩5分の真新しい家具付き、ベッドルーム2部屋付きのコンドミニアムは、 家賃915ドル/月です。 また、バスルーム2つ、庭園、テラス付き、ベッドルーム2部屋付きのバンガローを890ドルで借りることができます。

タイに住めば、ドキドキの冒険があなたを待っていることは間違いありません。