民間企業やNGOでの仕事を探している人に、いくつか注意しておいてほしいことがあります。
カンボジアに到着する前に仕事を見つけるよりも、現地に到着してから仕事を探す方がはるかに簡単です。多くの企業は国外からの履歴書には見向きもしません。また、給料の高い仕事を探しているのであれば、国外から応募するよりも国内の採用される方が給料は低くなるということを覚えておいてください。いずれにしても、カンボジアで仕事を見つけることはそんなに難しくありません。柔軟にどんな仕事でも受ける覚悟がある人であれば、なおさらです。
まず手始めにキャリアリンクカンボジアやCamHRやBong Thom Classifiedsのような人気のある求人サイトを見てみることをおすすめします。また英字新聞にも求人情報が掲載されています。Phnom Penh Postには印刷物とオンライン版に求人広告の掲載があり、Cambodia Dailyには印刷物にのみ求人情報が掲載されています。
また、カンボジアにはTop RecruitmentやHR Inc.といったヘッドハンティング会社もあります。民間企業での仕事を探しているのであれば、これらがお勧めです。また、NGOや開発などの求人を多く掲載しており、コンサルティングの仕事を探すにはよいと思います。
NGOや開発などの仕事をお探しの方のために、Reliefweb Cambodiaでは、様々な開発機関や国連の求人情報を掲載しています。特定の国連ウェブサイトでは、国連の求人の追加募集情報が掲載されています。Idealistでは、カンボジアの求人情報やインターンシップの情報も多数掲載しています。
カンボジアでの仕事探しや専門職の情報が掲載されたリストはこちらをご覧ください。
カンボジアで仕事を見つける最も簡単な方法は、カンボジアに住む他の外国人に仕事を紹介してもらうことです。カンボジアの外国人コミュニティは日に日に大きくなっています。知り合いを介して仕事を見つけるのはそれほど難しくありません。特にプノンペンでは、人脈作りをする機会がたくさんあります。首都では交流イベントがたくさん開催されており、そういったイベントに積極的に参加して首都以外で就職する機会を得るのもいいですね。
AmChamとして知られるAmerican Cambodia Business Councilは、「カンボジアの民間企業におけるアメリカビジネスの代弁者としての役割を果たす団体です」というフレーズをモットーに、定期的に交流イベントなどを開催しており、時にはカンボジアにある日本商工会議所と共催することもあります。また、日本商工会議所は独自の交流イベントも定期的に開催しており、日本人だけではなく、あらゆる国籍の外国人にとっても、良いビジネスチャンスとなっています。