東南アジア転職恋物語

転職に恋をした乙女のブログ

インドネシア政府は、外国人のどのような専門家が許可され、何人の外国人を雇うことができるかなどについてのガイドラインを持っており、多国籍企業を含むすべての企業は、これらの厳しいガイドラインに従わなければなりません。  

企業が保証人になることは不可欠であり、それなしでは外国人としてインドネシアの労働許可証を取得することはできません。

特定の種類の企業は外国人を雇うことを禁止され、特定の分野の特定の専門職の外国人はインドネシアの法律により、インドネシアで働くための許可証が受け取れないことになっています。法務、人事、サプライチェーン管理(調達、物流を含む)、品質管理、検査、健康、安全、環境問題は、インドネシアで営業している石油・ガス会社が保護している職業であり、これらの仕事に就く人材に外国人を採用するのは、禁止されています。

外国人がインドネシアで雇用されるには特別なビザが必要です。雇用する会社は外国人を雇用するための労働許可証を持っている必要があります。 これらの許可証の手続きには数週間から数ヶ月かかることもありますので、余裕を持って手続きしてください。 観光ビザやビジネスビザでインドネシアで働くことは許可されていません。ビジネスビザは、インドネシア国内での雇用のためではなく、短期的な仕事やトレーニングを許可するものです。 外国人はインドネシアで自分のビジネスをすることが許可されていますが、業界によってはインドネシア人のビジネスパートナーがいることを証明したり、起業資金を証明したりすることが必要になる場合があります。

外国人がインドネシアで働くことについての規則や手続きは複雑なので、適切な法的アドバイスを受けるようにしましょう。雇用主から色々なアドバイスを受けられない場合は、サービス会社またはエージェントが代わりに書類作成を行ってくれるサービスもあります。高額になるかもしれませんが、書類を翻訳する必要も考えれば、その価値はあります。可能であれば、どういったエージェントがいいか教えてもらうといいです。

家族全員のパスポートが最新のもので、滞在期間中に有効なものであることを確認し、有効期間に加えさらに6ヶ月間有効であることを確認しておいてください。ビザに記載されている肩書き、住所、その他の情報が公式書類の情報と一致していることを確認してください。このような詳細情報は、許可証の条件を満たすための重要な部分であり、見落としてはいけません。 また、個人の税金番号も必要になります。

移民規則の違反は罰金の支払い、強制送還、または投獄されることがあります。 インドネシア国民の高い失業率は、外国人の雇用に関する規則が厳しく施行されていることを意味します。 インドネシアの就業規則を破ってリスクを犯しても意味がありません。こちらでインドネシアの雇用許可証についてのお役立ちガイドをご紹介するので、ご一読ください。

インドネシアで就職するには、母国で多国籍企業に就職し、インドネシアへの企業内転勤を求めるなど、いくつかの方法があります。 この方法では、企業に頼りつつ移住できるという利点があり、また、何か問題が発生した場合には、大規模な組織の体制を利用することで解決につながることもあります。

インドネシアだけでなく、国際的なエグゼクティブサーチ機関を含む国際的な求人フォーラムがあります。 オンラインで仕事を探し、履歴書をオンラインで投稿すると、インドネシアの大企業や国際的な企業に就職できるかもしれません。しかし、情報を見つけるのが難しい場合があるので、インドネシア国内でのネットワーク作りが重要になってきます。希望の就職先へ自分の履歴書を直接送ったり、直接会社へ出向いたり、その企業でボランティアをしてみたりすると、人脈ができるでしょう。

外国人を雇用する可能性が高い産業には、石油・ガス、鉱業、化学工業、繊維、ゴム、林業、農業など、専門的な技術知識を必要とする産業が含まれます。 また、自動車、電子機器、バイオメディカル分野でも就職のチャンスがあります。 また、優れた英語力を必要とする仕事、例えば輸出関連の仕事もあります。

観光業や英語を教える仕事も、技術的なスキルがなくてもでき、若い人たちにチャンスを与えてくれる重要な仕事です。バリの観光産業で働くというのは魅力的ですが、インドネシアに来る前に企業が発行する保証書が必要です。普通の滞在用ビザでの就労は厳しく禁じられています。 以前観光客としてバリを訪れたことがあって、その際にサービス業の企業から仕事のオファーがあった場合は、具体的な計画を立てる前に、その企業が就労ビザの保証人になってくれるかどうかを確認しましょう。 そうしないと、規則に違反したことになり、強制送還になったり投獄されたりする危険性があります。 例えば、2014年の一斉捜査の結果、121人の外国人が不法就労で強制送還されたという出来事もありました。

インドネシアで外国語としての英語を教える(TEFL)には、それに対応した資格や証明書が必要です。現在でも英語を母国語とする教師の需要は高く、 就労許可証はイギリス、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドのEFL教師にのみ発行されます。 TEFL認定機関は、就職を支援してくれそうな組織とのつながりを持っている可能性もあります。